水彩画
2009年11月15日
18:25
私たちの心は階段をのぼっているよう
私があなたを追いかけた時には
あなたは、はるか上の段にいて
いくらあがってもあがっても追いつかない
それでも必死に追いついて、やっと同じ段にたどり着いた私を
あなたは階段から突き落した
私は一気に転がり落ちた
あなたから遥か遠くに離れた
手の届かない人になった
私はつらかった
落ちた痛みは口で表せないほどだった
私はその階段を登るのは辞めた
別の階段を選ぼうと思った
私は別の階段をゆっくりゆっくりと上がり始めた
足を踏み外さないように。。。
そうすると
突然後ろから声がした
/なぜそっちの階段を上がるのだ/
/勝手にそっちへ行くな、おまえは何もわかってない。。。/と
せっかく大事に大事に登った階段から突き落したのはあなたなのに
今になって
どうしてそんな事を言うの?